和歌山県紀中地域で活動2年目を迎えた地域おこし協力隊の
鈴木 亮哉(すずき りょうや)さんに、どんな活動を行なっているのか、
お話を聞いてきました☆鈴木さんは令和4年4月から活動を開始されています。
ミッションは移住・定住に関すること。また、空き家対策の関係で町が
出展する移住イベントには先輩移住者として、
移住を検討されている方の相談に乗る機会もあるのだとか。
2年目の主な活動は拠点の改修や企画の準備を進行中!だそうですが、
町役場にもデスクがあり役場へかかってくる電話対応をしている日もあるとのこと。
自身が目指すところの活動と町のミッションのバランスを大事に活動されています。
地域への定着に向けて、1年目から改修に向けて準備していた
古民家の現場に案内していただきました。
地域おこし協力隊に着任する前から卒業後のビジョンを描かれていたそうです。
「確かに困ること、トラブルもあるけれど…」と、着実に進めている
拠点改修を説明する鈴木さんはとてもイキイキした表情でお話されていました。
学生時代に海外や日本国内を旅して過ごした時の「つながり」を現在も大事にされていて、
“今度は自分がそのつながりを作る側へ!”と
地域体験を売りにした民泊施設の開業を目指し活動されています。
早速、活動期間中に改修する予定だった拠点を見せてもらいました。
DIYしごたえのある物件の片付けからスタートして、
現在は荷物の片付けが終わったところ。とのこと。
実際に、片付けを開始される前の写真も残してあるとのことだったので、
写真を提供していただきました。
(鈴木さん画像提供:片付け前の写真)
片付けにかかった時間はおよそ2ヶ月。古民家改修のリアルな数字ですね。
現在生活されている家の前には大きな樹があって外観が見えないくらいだったそうですが、
地域の方の協力もあり今はスッキリ!壁を這っていた草木も取り払うのに苦労したそうです。
実際のところ、いざ片付けに取り掛かってみると予想以上に古民家の状態が悪く、
3年間の活動期間では改修する資金、時間も足りないことが判明したそうです。
そこで、2年目からは改修する予定だった古民家の作業を最低限にし、
新たに少しの改修で宿泊ができる海側の空き家をご自身で購入されたそうです!
地域に宿泊してもらい「空き家の現状」や「由良町を知ってもらうような取り組み」を
していくことに、戦略を練り直されています。
🍊由良町地域おこし協力隊 鈴木 亮哉さんからのメッセージ🍊
地域おこし協力隊は地方に定住するための現実的な手段の1つですし、
県内に協力隊ネットワークがあるのでサポート面も安心して活動が可能となっています。
地方移住に興味がある方は地域おこし協力隊になって一緒に和歌山県を盛り上げて行きましょう!
📸Instagram(@ryoya__0823)
由良町には鈴木さんを含め4名の地域おこし協力隊が別々のミッションで活動中。
卒業後は他の隊員と連携した事業やプログラムも考えているそうです。
卒業後が楽しみですね☆!
⭐️地域情報⭐️
🔵和歌山県由良町(https://www.wakayamagurashi.jp/area/search-for-pref/yuracho)